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クリーニングの毛玉取りサービスとは?料金や依頼のコツ

お気に入りのセーターやコートに毛玉ができてしまうと、見た目が一気にくたびれた印象になってしまいますよね。自分で毛玉取り器やブラシを使ってケアしている方も多いかもしれませんが、生地を傷めてしまわないか不安に感じることもあるかなと思います。

実はクリーニング店では毛玉取りだけを依頼できるところもあり、白洋舎やホワイト急便といった大手チェーンでもオプションとして対応している店舗があります。

一方で、クリーニングに出したのに毛玉をとってくれないケースがあったり、料金がいくらかかるのか分かりにくかったり、近くに対応してくれる店舗があるのか探しにくかったりと、疑問を感じている方も少なくないのではないでしょうか。

無料で対応してもらえるサービスもあれば、仕上がりまでの日数が気になるという声もあります。この記事では、クリーニング店での毛玉取りサービスの料金相場や主要チェーンの対応状況から、自分でできる毛玉取りの方法や予防策まで幅広くまとめています。

ポイント

  • クリーニング店の毛玉取りサービスの料金相場と無料対応の有無
  • 白洋舎やホワイト急便など主要チェーンの毛玉取り対応状況
  • 毛玉をとってくれない場合の原因と対応店舗の探し方
  • 自分でできる毛玉取りの方法と毛玉を予防するコツ

クリーニングの毛玉取りサービスの基本と料金

クリーニング店に毛玉取りを依頼するにあたって、まず知っておきたいのが料金の相場や対応の仕組みです。ここでは、毛玉取りだけの依頼は可能なのか、主要なクリーニングチェーンではどんな対応をしているのか、そして仕上がりまでの日数について整理していきます。

毛玉取りだけをクリーニング店に依頼できるか

毛玉が気になるけど、汚れているわけではないからクリーニング自体は不要、というケースもありますよね。結論から言うと、毛玉取りだけを単独で受け付けてくれる店舗は限られています。多くのクリーニング店では、毛玉取りはクリーニングのオプションサービスとして提供されており、通常のクリーニングとセットでの利用が前提になっていることがほとんどです。

ただし、一部の個人経営のクリーニング店や、衣類のメンテナンスに力を入れている専門店では、毛玉取りだけの依頼を受けてくれるところもあります。宅配クリーニングのなかにも、クリーニング注文とあわせて毛玉取りを無料オプションとして提供しているサービスがあるため、利用を検討してみるのもいいかもしれません。

依頼の際には、衣類の素材やデザインによっては毛玉取りが難しいと判断されるケースもあることを覚えておきましょう。たとえば、モヘアやアンゴラのようにもともと毛羽立ちが特徴の素材は、毛玉を取ろうとすると風合いが損なわれてしまうため、対応を断られることがあります。

毛玉取りの料金相場と無料対応の店舗

クリーニング店での毛玉取り料金は、衣類の種類や毛玉の量、店舗の方針によって幅があります。一般的な相場としては、1着あたり200円から1,000円程度が目安です。軽い毛玉であれば数百円で済むことが多いですが、広範囲にびっしりと毛玉が付いている場合は、手間がかかるため料金が上がる傾向にあります。

嬉しいことに、宅配クリーニングでは毛玉取りを無料サービスとして提供しているところが多いです。リナビスやリネットといった宅配クリーニングサービスでは、クリーニングの基本料金に毛玉取りが含まれている、もしくは一定時間の毛玉取りが無料で付いてくるケースがあります。

実店舗型のクリーニング店でも、高級仕上げコースやデラックスコースを選ぶと毛玉取りが含まれていることがあります。通常コースでは別途料金がかかるものの、上位コースにするとサービスに含まれるというパターンですね。

毛玉取りの料金目安

サービス形態 料金目安 備考
実店舗(通常オプション) 200〜1,000円程度 毛玉の量・衣類の種類で変動
実店舗(デラックスコース) コース料金に含まれる場合あり 店舗により異なる
宅配クリーニング 無料の場合が多い 一定時間・範囲の制限あり

※上記はあくまで一般的な目安です。正確な料金は利用する店舗やサービスの公式サイトでご確認ください。

白洋舎の毛玉取りサービスの特徴

白洋舎は、高品質な仕上がりで知られる老舗のクリーニングチェーンです。白洋舎では、毛玉取りサービスを1着550円程度(税込)で提供しています。通常のクリーニングにオプションとして追加する形で依頼するのが基本的な流れです。

さらに、白洋舎の上位サービスである「ローヤルクリーニング」を利用する場合は、毛玉取りが無料で付いてくるとされています。ローヤルクリーニングは、高級衣類やデリケートな素材の衣類を対象としたプレミアムコースで、通常のクリーニングよりも丁寧な処理が行われます。

白洋舎の強みは、プロ仕様の機器と熟練したスタッフによる仕上がりの品質です。毛玉取り器で無理に取り除くのではなく、衣類の素材に合わせた方法で丁寧に処理してくれるため、生地へのダメージを最小限に抑えられるのがメリットですね。ただし、店舗によってサービス内容や料金が異なる場合があるため、利用前に確認しておくのが安心です。

ホワイト急便で毛玉取りは対応しているか

ホワイト急便は、全国に多くの店舗を展開するクリーニングチェーンで、手頃な料金設定が特徴です。ホワイト急便でも毛玉取りサービスに対応している店舗がありますが、対応状況は店舗ごとに異なるという点には注意が必要です。

フランチャイズ展開が多いため、毛玉取りをオプションとして提供している店舗もあれば、対応していない店舗もあります。利用を検討している場合は、事前に最寄りの店舗へ直接問い合わせるのが確実ですね。

料金については、対応している店舗では200円から500円程度の追加料金で依頼できるケースが多いようです。ただし、衣類の種類や毛玉の状態によっては追加料金が変わることもあります。ホワイト急便は日常使いのクリーニングにコスパよく利用できるチェーンなので、毛玉取りもあわせて相談してみるといいかもしれません。

毛玉取りの仕上がり日数の目安

毛玉取りは、通常のクリーニングに加えて手作業の工程が増えるため、仕上がりまでの日数も少し長くなる傾向があります。目安としては、通常のクリーニング日数に加えて1日から3日程度の追加を見込んでおくのが無難です。

たとえば、セーターの通常クリーニングが3日から5日程度で仕上がる場合、毛玉取りオプションを追加すると5日から7日程度になるイメージですね。毛玉が広範囲にわたっている場合や、デリケートな素材で慎重な作業が必要な場合は、さらに日数がかかることもあります。

宅配クリーニングの場合は、配送日数も加わるため、多めに見積もって7日から10日程度を見ておくと安心です。シーズンの変わり目にクリーニングに出す際は、余裕を持ったスケジュールで依頼するのがいいですね。衣類別のクリーニング日数について詳しくは、クリーニングは何日かかる?衣類別の目安と早くする方法も参考にしてみてください。

クリーニングで毛玉取りを依頼する際の注意点と予防策

クリーニング店に毛玉取りを依頼すればすべて解決、というわけでもありません。ここからは、実際に毛玉をとってもらえなかった場合の対処法や、対応店舗の見つけ方、さらには自分でできる毛玉取りの方法と予防策について解説していきます。

毛玉をとってくれない場合の原因と対処法

クリーニングに出したのに毛玉がそのまま残っていた、という経験をしたことがある方もいるかもしれません。これにはいくつかの原因が考えられます。

まず最も多いのが、毛玉取りが基本のクリーニング料金に含まれていないというケースです。多くの店舗では、毛玉取りはオプションサービスの扱いです。特に指定しない限り、通常のクリーニング作業では毛玉はそのまま返却されるのが一般的なんですよね。

次に、素材の問題で毛玉取りを避けている場合があります。モヘアやアンゴラなど、毛羽立ちが特徴の素材は、毛玉を取ろうとすると生地の風合いが大きく変わってしまいます。こうした素材では、毛玉取りをしないほうがむしろ衣類のためになると判断されることがあります。

毛玉をとってもらうための対処法

クリーニング受付時に「毛玉取りもお願いします」と明確に伝えることが大切です。店舗によって無料対応か有料オプションかが異なるため、料金と対応範囲を事前に確認しておきましょう。また、素材によっては対応できない場合もあるため、断られた場合は無理に依頼せず、プロの判断を尊重するのが安心です。

毛玉取り対応の店舗を近くで探す方法

毛玉取りに対応しているクリーニング店を近くで探すには、いくつかの方法があります。最も手軽なのは、Googleマップなどの地図アプリで「クリーニング 毛玉取り」と検索する方法です。口コミの中に毛玉取りサービスについて触れているものがあれば、参考になりますよね。

大手チェーンの公式サイトでは、店舗ごとのサービス内容やオプションメニューを掲載していることがあるので、事前にチェックしておくのもおすすめです。白洋舎やポニークリーニングのように、毛玉取りオプションを明確に掲げている店舗は見つけやすいです。

近くに対応店舗が見つからない場合は、宅配クリーニングの利用を検討するのもひとつの手です。宅配クリーニングなら地域を問わず利用でき、毛玉取りが無料サービスとして含まれていることも多いです。自宅から集荷・配送で完結するので、忙しい方にも向いていますね。

自分でできる毛玉取りの正しいやり方

クリーニングに出すほどではないけど毛玉が気になる、という場面では、自分でケアするのも選択肢のひとつです。ただし、やり方を間違えると生地を傷めてしまうので、正しい方法を知っておくことが大切です。

毛玉取り器を使う方法

最も手軽で効率的なのが、電動の毛玉取り器を使う方法です。使い方は簡単で、衣類を平らな場所に広げ、毛玉取り器を軽く押し当てながらゆっくりと滑らせるだけ。ポイントは、強く押し付けないことです。力を入れすぎると、毛玉だけでなく正常な繊維まで刈り取ってしまい、生地が薄くなる原因になります。

毛玉取りブラシを使う方法

毛玉取りブラシは、電動タイプと違って繊維を引っ張ることで毛玉だけを取り除く仕組みです。ブラシの毛先を寝かせて、一方向に優しくなでるように動かすのがコツです。往復させるとかえって毛玉を増やしてしまうので注意してくださいね。馬毛や猪毛など天然素材のブラシは、繊維を整える効果もあるのでおすすめです。

ハサミで切り取る方法

少量の毛玉であれば、小さなハサミで1つずつ切り取る方法もあります。毛玉の根元ギリギリをカットするのがポイントですが、生地を一緒に切ってしまう恐れがあるため、慣れていない場合はあまりおすすめしません。リスクを考えると、毛玉取り器やブラシのほうが安全ですね。

毛玉取りに関する豆知識

毛玉は生地の繊維が摩擦で絡まり合ってできるものです。つまり、毛玉を取るということは衣類の繊維の一部を取り除くことでもあるため、取りすぎると生地が薄くなっていきます。毛玉取りは「必要な分だけ丁寧に」が基本姿勢です。

毛玉ができにくくなる予防のポイント

毛玉は一度できてしまうと完全に元通りにはできないため、そもそも毛玉を作らない工夫をすることが何よりも大切です。日常的にできる予防策をいくつかご紹介しますね。

洗濯時の工夫

家庭で洗濯する際は、衣類を裏返してネットに入れてから洗うのが基本です。洗濯機の中で他の衣類と擦れ合うことが毛玉の大きな原因になるため、ネットを使って摩擦を減らすだけでかなり効果があります。洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を選ぶと、繊維への負担を軽減できますね。

なお、衣類の洗濯表示を正しく理解しておくことも重要です。洗濯表示の記号について詳しくは、消費者庁の公式ページで確認できます(出典:消費者庁「新しい洗濯表示」)。

着用時の注意点

毛玉は衣類同士の摩擦でできるため、同じ服を毎日連続で着ないようにすることも予防になります。特にバッグのストラップやシートベルトが当たる部分は摩擦が集中しやすいので、意識しておくといいですね。

また、素材選びの段階でも予防はできます。ウールやアクリルなどは毛玉ができやすい素材として知られていますが、同じウールでも品質の高いものは繊維が長く、毛玉になりにくい傾向があります。購入時に素材の品質を意識するのも、長い目で見れば有効な予防策です。

保管時のケア

シーズンオフの保管時にも注意が必要です。衣類同士が重なり合ったまま長期間放置すると、圧力や摩擦で毛玉が発生することがあります。できれば一着ずつハンガーにかけるか、たたむ場合は間に薄い布を挟んで保管するのがおすすめです。ドライクリーニングの仕組みや適した衣類について詳しく知りたい方は、クリーニングドライ品とは?水洗いNGな衣類の見分け方と注意点もあわせて参考にしてみてください。

クリーニングの毛玉取りを活用するまとめ

クリーニング店の毛玉取りサービスは、自分では対処しきれない広範囲の毛玉や、デリケートな素材の衣類に特に有効です。料金は1着あたり200円から1,000円程度が一般的な目安で、宅配クリーニングでは無料で対応してもらえるケースもあります。白洋舎やホワイト急便などの大手チェーンでもオプションサービスとして提供されていますが、対応状況は店舗によって異なるため、事前に確認しておくのが確実です。

毛玉取りだけを単独で依頼できる店舗は限られているため、通常のクリーニングとあわせて依頼するのが一般的な利用方法になります。毛玉をとってくれない場合は、オプションとして明確に伝え直すことで対応してもらえることが多いです。

そして、クリーニングでの毛玉取りに頼りすぎると生地を消耗させてしまう面もあるため、日頃のブラッシングや洗濯ネットの活用、ローテーション着用といった予防策を組み合わせるのが賢いやり方ですね。クリーニングの仕上がり日数が気になる方は、クリーニングの期間と日数が変わる理由と対処法もチェックしてみてください。正確なサービス内容や料金は、利用予定の店舗の公式サイトで確認するようにしましょう。

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