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洗濯機は縦型とドラム式どっちが人気?違いと選び方を解説

洗濯機を買い替えようと思ったとき、縦型とドラム式のどっちが人気なのか気になりますよね。ドラム式洗濯機はやめとけという声もあれば、二度と買わないと後悔している人もいて、正直どちらを選べばいいのか悩む方は多いかと思います。

縦型とドラム式では洗浄力や乾燥機能に違いがあるのはもちろん、電気代や水道代といったランニングコスト、壊れやすさや耐久性にも差があります。一人暮らしならどっちが向いているのか、そもそもドラム式が普及しない理由は何なのか、デメリットしかないという噂は本当なのか、疑問は尽きないですよね。

この記事では、縦型とドラム式の割合や人気の傾向から、それぞれのメリットやデメリット、具体的なコスト比較まで、私自身の経験も交えながらわかりやすくまとめました。最後まで読んでいただければ、ご自身の生活スタイルにぴったりの洗濯機がきっと見つかるはずです。

ポイント

  • 縦型とドラム式の普及率や人気の割合がわかる
  • 洗浄力や乾燥機能、電気代、水道代の違いを比較できる
  • ドラム式はやめとけと言われる理由と実態がわかる
  • 一人暮らしや家族構成に合った洗濯機の選び方がわかる

洗濯機は縦型とドラム式どっちが人気か徹底比較

洗濯機選びで最初に気になるのが、縦型とドラム式のどちらが世の中で選ばれているのかということではないでしょうか。ここでは、実際の普及率データから始めて、洗浄力や乾燥機能、電気代・水道代まで、6つのポイントで両者を徹底的に比べていきます。

縦型とドラム式の割合から見る人気の傾向

まず結論からお伝えすると、日本の家庭で使われている洗濯機は、いまだに縦型が圧倒的に多いです。各種アンケート調査を見ると、縦型洗濯機を使っている家庭は7割以上で、ドラム式は全体の2割弱にとどまっています。テレビCMではドラム式をよく見かけるので意外に感じるかもしれませんが、数字で見ると縦型が主流なのは変わっていません。

ただし、出荷台数ベースで見ると流れは変わりつつあります。日本電機工業会(JEMA)のまとめによると、ドラム式洗濯乾燥機の出荷台数は年々伸びており、2024年度は前年度比で約104%の約100万台に迫る水準となりました。特に共働き世帯や子育て世帯での導入率が高く、乾燥機能による時短ニーズがドラム式の人気を後押ししている形です。

ポイント

普及率では縦型がまだまだ優勢ですが、ドラム式の出荷台数は5年連続で過去最高を更新中です。今後は両者の割合がさらに変化していく可能性があります。

縦型洗濯機のメリット・デメリット

縦型洗濯機の最大のメリットは、本体価格の手頃さとコンパクトさです。一般的な縦型洗濯機は5万円〜10万円程度で購入でき、ドラム式と比べると半額以下で買えるモデルも少なくありません。本体サイズもスリムなので、脱衣所のスペースが限られている家庭でも設置しやすいですね。

洗い方としては、洗濯槽にたっぷりの水を溜めて衣類同士をこすり合わせる「もみ洗い」が基本です。この方式は泥汚れや皮脂汚れなどのガンコな汚れに強く、洗浄力を重視したい方には頼りになる存在です。

一方で、デメリットとして挙げられるのが乾燥機能の弱さです。縦型にも乾燥機能付きのモデルはありますが、多くはヒーター乾燥方式のため、衣類が縮んだりシワになったりしやすい傾向があります。また、水をたくさん使うぶん水道代がかかりやすく、乾燥まで含めたランニングコストではドラム式に及ばないケースが多いです。

ドラム式洗濯機のメリット・デメリット

ドラム式洗濯機の一番の強みは、なんといっても乾燥機能の優秀さです。ドラムの回転によって洗濯物が上から下へ落ちながら温風に当たるため、ふんわりとした仕上がりが期待できます。特にヒートポンプ方式を採用したモデルは、衣類の傷みや縮みが少なく、電気代も抑えられるのが魅力です。

さらに、ドラム式は洗濯槽の約3分の1程度の水量で洗えるため、縦型と比べて節水性が非常に高いのも大きなメリットです。水道代を気にする家庭にとっては、長い目で見ると経済的ですね。

デメリットとしては、まず本体価格が高いことが挙げられます。主要メーカーのドラム式は20万〜35万円台が中心で、ハイエンドモデルになると40万円近くすることもあります。また、本体が大きく重いため、搬入経路や設置スペースの確認が必須です。洗濯中にドアが開けられない構造のモデルが多い点も、使い始めてから気になる方がいるようです。

洗浄力と汚れ落ちの違いを比較

洗浄力については「縦型のほうが上」というイメージが根強いですが、最近のモデルではその差はかなり縮まっています。パナソニックの公式情報でも、最新の洗濯機ではドラム式も縦型も洗浄力に大きな差はないと解説されています。

ただし、洗い方の仕組みが異なるため、得意な汚れの種類に違いがあるのは事実です。縦型は大量の水でもみ洗いするため、泥汚れや食べこぼしなどの固形汚れには強いです。一方、ドラム式は「たたき洗い」が基本なので、衣類同士の摩擦が少なく、デリケートな素材や皮脂汚れには向いています。

補足

お子さんの部活や外遊びで泥汚れが頻繁につく家庭では、縦型のほうがストレスなく洗えるかもしれません。逆に、おしゃれ着やデリケート素材を多く洗うなら、ドラム式の方が衣類への負担を抑えやすいです。

電気代と水道代はどちらがお得か

ランニングコストの比較は、洗濯機選びで見落としがちだけれど実はかなり重要なポイントです。結論として、洗濯のみであれば電気代はほぼ同程度ですが、乾燥まで使う場合はドラム式のほうがお得になります。

一般的な目安として、洗濯から乾燥までを1回行った場合のコストは次の通りです。あくまで機種や使い方によって変わりますが、参考にしてみてください。

比較項目 縦型洗濯乾燥機 ドラム式(ヒートポンプ式)
洗濯1回あたりの電気代 約2〜3円 約2〜3円
乾燥1回あたりの電気代 約50〜70円 約25〜30円
洗濯1回あたりの水道代 約30〜36円 約16〜20円
洗濯〜乾燥の合計(1回) 約80〜110円 約40〜55円

毎日洗濯乾燥まで行う家庭の場合、年間で見ると1万円〜2万円ほどの差が出る計算です。ただし、ドラム式は本体価格が10万〜20万円ほど高いため、ランニングコストの差額だけで元を取るには7年〜10年以上かかるケースもあります。単純なコスト比較だけでなく、乾燥による時短メリットも含めて総合的に判断するのがおすすめです。

なお、これらの数値はあくまで一般的な目安です。正確なスペックや消費電力については各メーカーの公式サイトでご確認ください。

乾燥機能の仕上がりと性能差を比較

乾燥機能は、縦型とドラム式で最も差が出るポイントと言っても過言ではありません。

ドラム式の乾燥は、ドラムが回転しながら衣類を持ち上げて落とすことで、温風がまんべんなく行き渡ります。その結果、タオルはふわふわに、Tシャツはシワが少なく仕上がりやすいです。特にヒートポンプ方式は60℃前後の低温で乾燥するため、衣類の縮みや傷みが少ないのが特徴です。

一方、縦型の乾燥はヒーター方式が主流で、80℃以上の高温で一気に乾かします。洗濯槽の構造上、衣類が広がりにくいので、乾きムラやシワが出やすく、タオルがゴワゴワになりやすいというのが正直なところです。私も以前、縦型の乾燥機能を使ったことがありますが、仕上がりにはちょっとがっかりした記憶があります。

注意

縦型の乾燥機能は「補助的なもの」と考えたほうが無難です。毎日しっかり乾燥まで完結させたいなら、ドラム式を選ぶか、縦型+衣類乾燥機の組み合わせを検討するのが現実的です。

後悔しない洗濯機の選び方は縦型かドラム式どっちが人気のタイプか見極めよう

ここまで性能やコストの比較を見てきましたが、実際に購入するとなると「ドラム式はやめたほうがいいのでは」「結局どっちが壊れにくいの」といった不安も出てきますよね。ここからは、購入前に知っておきたいリアルな注意点と、ライフスタイル別のおすすめをお伝えしていきます。

ドラム式洗濯機はやめとけと言われる理由

ネット上では「ドラム式洗濯機はやめとけ」「二度と買わない」といった声がかなり目立ちます。これらの意見には、ちゃんとした理由があるんですよね。

最も多い不満がメンテナンスの手間です。ドラム式は乾燥フィルターやドアのゴムパッキン部分にホコリやゴミが溜まりやすく、こまめに掃除しないと乾燥効率が落ちたり、嫌なニオイの原因になったりします。縦型と比べるとお手入れの頻度が多いので、「思ったより面倒」と感じる方が一定数いるのは事実です。

次に多いのが洗浄力への不満です。先ほど解説した通り、最新モデルでは大差ないとされていますが、たたき洗い方式の特性上、泥汚れなどの固形汚れが落ちにくいと感じるケースがあります。特に縦型から乗り換えた方は「前のほうがよく落ちた気がする」と比較してしまいがちです。

そして本体価格と修理費用の高さも大きな要因です。ドラム式は構造が複雑なぶん、故障時の修理代も高額になりやすく、「高い買い物だったのに」という後悔につながりやすいようですね。

縦型とドラム式はどっちが壊れやすいか耐久性を検証

耐久性については、「ドラム式のほうが壊れやすい」というイメージを持っている方が多いかもしれません。

一般的に、洗濯機の寿命は縦型・ドラム式ともに約7年〜10年が目安とされています。家電メーカーが設定する「設計上の標準使用期間」もおおむねこの範囲です。つまり、設計上の寿命自体には大きな差はないということですね。

ただ、ドラム式は乾燥機能を頻繁に使うぶん、ヒートポンプユニットやフィルター周りのトラブルが発生しやすい傾向があります。また、パナソニックではドラム式の部品保有期間が6年に設定されていることも、修理の観点からは気になるポイントです。縦型は構造がシンプルなため、故障のリスクは相対的に低いと言えます。

いずれにせよ、長持ちさせるためには定期的な槽洗浄やフィルター掃除が大切です。正しくメンテナンスすれば、どちらのタイプでも10年前後は使えるケースが多いですよ。

ドラム式が普及しない理由は価格の高さ

ドラム式の出荷台数は伸びているのに、なぜ普及率は依然として低いのか。その最大の理由は、やはり価格です。

縦型洗濯機が5万〜10万円で購入できるのに対し、ドラム式は20万〜35万円が相場で、ハイエンドモデルでは40万円近い製品もあります。乾燥機能による時短や節水のメリットがあるとはいえ、初期費用のハードルが高いため「そこまでお金をかけられない」という家庭が多いのが現実です。

もう一つの理由が設置スペースの問題です。ドラム式は本体が大きく、特に奥行きがあるモデルが多いため、日本の住宅事情ではそもそも置けないというケースが少なくありません。搬入経路も含めて事前にサイズを確認する必要があり、購入のハードルが上がりやすいのです。

補足

最近では各メーカーからコンパクトサイズのドラム式も登場しており、以前よりは設置しやすくなっています。購入を検討する際は、メーカー公式サイトで設置条件を事前に確認することをおすすめします。

一人暮らしなら縦型とドラム式どっちがおすすめか

一人暮らしの方がどちらを選ぶべきかは、生活パターンと予算のバランスで決まると思います。

仕事や学校で忙しく、洗濯物を干す時間がもったいないと感じるなら、ドラム式のメリットは非常に大きいです。帰宅して洗濯機のスタートボタンを押すだけで、朝には乾いた状態の衣類が仕上がっている。この「洗濯を完全に自動化できる」という体験は、一度味わうとなかなか手放せないものです。

一方、初期費用をできるだけ抑えたい、部屋の設置スペースに余裕がないという場合は、縦型洗濯機のほうが現実的です。一人暮らし向けの5kg〜7kgモデルなら3万〜6万円程度で買えますし、本体がコンパクトなので狭い脱衣所にも設置しやすいですね。洗濯物はベランダや室内干しで対応して、雨の日だけコインランドリーの乾燥機を使うというスタイルもアリだと思います。

最近は7kg〜8kgクラスのコンパクトなドラム式も増えてきているので、予算に余裕がある方は一人暮らしでもドラム式を検討してみる価値はあります。ただし、賃貸の場合は防水パンのサイズや搬入経路を必ず事前に確認してくださいね。

洗濯機は縦型とドラム式どっちが人気かは生活スタイルで決まる

ここまで縦型とドラム式のさまざまな違いを見てきましたが、最終的にどちらが「正解」かは、ご自身の生活スタイルによって変わります。

ドラム式がおすすめなのは、共働きで洗濯物を干す時間を省きたい方、毎日の家事の負担を少しでも減らしたい方、そして設置スペースと予算に余裕がある方です。乾燥機能をフル活用できる環境なら、初期費用の高さを差し引いてもメリットは十分にあります。

縦型がおすすめなのは、洗浄力を重視したい方、初期費用を抑えたい方、設置スペースが限られている方です。外干しや部屋干しが苦にならないなら、縦型のコストパフォーマンスはやはり魅力的です。

まとめ

洗濯機の縦型とドラム式でどっちが人気かは、数の上では縦型がまだ主流です。しかし、ドラム式のシェアは年々拡大しており、どちらが優れているかは一概に言えません。大切なのは「自分にとってどちらが合っているか」を見極めることです。この記事で紹介した洗浄力、乾燥機能、コスト、耐久性、設置性の5つの視点から総合的に判断してみてください。

なお、洗濯機は高額な買い物ですので、最終的な購入判断はメーカー公式サイトのスペック情報や、家電量販店のスタッフへの相談も活用されることをおすすめします。(出典:一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)「民生用電気機器 出荷統計」

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